キルギスタンのプログラム — Snow Leopard Trust

「以前はお金のことばかりを考えていました。今はどうやったら密猟が止められるかを考えています」- Eliza Abdralieva、キルギスタン、プログラム参加者 (ストーリーを読む)

1980年、ロシアの研究で、キルギス共和国が世界でも最もユキヒョウの生息密度が高い国の一つであると推定されました。今日では、わずか150～200匹のユキヒョウしか残っていません。スノーレオパード・トラストは、キルギスでユキヒョウが絶滅してしまわないように全力を尽くしています。

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2002年、スノーレオパード・トラストは、キルギスタンの民間非営利団体であるコミュニティー&ビジネスフォーラムとパートナーシップを結び、アクシャイラックの村でユキヒョウ事業を開始しました。アクシャイラックは、旧ソビエトのスズ鉱山町です。この町は、ユキヒョウと山の生態系を守るために設立された、遠隔地にあるサリーチャット・アータッシュ野生動物保護区のそばに位置しています。天山山脈高地にあるアクシャイラックからは、最寄りの村まで200キロメートルもあります。また、1年のうち半分は、厳しい山の雪のために外部から遮断されています。スズ鉱山が閉鎖された後は、村人の多くが家畜業を始めるようになりました。その結果村人は、家畜の群れを守るためにユキヒョウを殺さざるをえなくなりました。< /p>

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アクシャイラックにある全世帯のうちおよそ半分が、現在ユキヒョウ事業に参加しています。私たちの相互努力が実を結び、アクシャイラックの住人は家畜を犠牲にすることなく、ユキヒョウと平和に共存できるようになりました。

イニルチェックは、サリーチャット・アータッシュ保護区の南の境界線上にある人里離れた村で、2004年にプログラムに参加しました。この村は小さく、23世帯しかありません。初年度は、8人の女性が参加しました。その後、プログラムは大きな成功を達成しました。イニルチェックの参加者の家計収入は50％以上も増加し、サリーチャット・アータッシュ保護区における密猟が止みました。

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2007年には、スノーレオパード・トラストは別の民間非営利団体であるバシャットとのパートナーシップを開始し、ビシュケク南東の重要なユキヒョウ生息地であるナリン国立保護区近くに位置する2つのコミュニティー、エキ・ナリンとタッシュ・バシャットでユキヒョウ事業を開始しました。アクシャイラックとイニルチェックでのプログラムの成功を受けて、私たちはエキ・ナリンとタッシュ・バシャットでも同様の成功が実現すると考えています。

 

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以下の国々でのユキヒョウ事業の展開

 

 

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