2012年5月9日水曜日

かささぎ通信(お知らせ) | かささぎ心理相談室


兵庫県芦屋市にあるカウンセリングルーム「かささぎ心理相談室」からのお知らせやエッセイです。

春先になると陽気のせいか、あくびがよく出ませã‚"か。

人前であくびã‚'するなã‚"て失礼だとぐっとã"らえるã"ともあります。
でもあくびって、心と身ä½"の緊張がゆるã‚"でリラックスできるし、頭もかえってしゃきっとするとてもいい方法です。
緊張が強い人には、一種のリラクセーションやå'¼å¸æ³•ã¨ã—て、「あくひの仕方」ã‚'教えるã"ともあります。

あくびは疲れているときや眠たいとき、寝起きや退屈なときに自然にç"Ÿã˜ã‚‹ç¾è±¡ã§ã™ã€‚ほ乳類以外にも亀や鳥などもあくびã‚'するそうで、発ç"Ÿå­¦çš„にはかなり古い行動だと考えられています。そういえば、犬や猫のあくびが伝æŸ"するã"とってありますよね。なぜあくびが伝æŸ"するのかについては諸説あるようです。ç "究によれば(ちゃã‚"とç "ç©¶ã—ã¦ã„ã‚‹äººãŒã„ã‚‹ã®ã§ã™ï¼ ‰ã€ï¼"歳くらいまではあくびは伝æŸ"しないそうです。ã"うしたã"とから、あくびは他者の心の状態ã‚'推測する「心の理論」や「共感性」と関連していると考えられているようです。
あくびの映像ã‚'見たり、あくびについて書いてある文章ã‚'読むだã'でもうつるというã"となので、今ã"ã‚Œã‚'読ã‚"でおられる皆さã‚"もそろそろむずむずしてきたã"ろかもしれませã‚"。

落語の「あくび指南」にもありますが、どうせあくびã‚'するなら無意識にではなく(そういうあくびは駄あくびとå'¼ã°ã‚Œã¦ã„ます)、ちょっと意識的に行ないたいものです。「あくび指南」には、名月ã‚'見上ã'ての秋のあくび、コタツから出た猫ののびにつられての冬のあくびなど、いくつもの風流なあくびが取り上ã'られています。
ã"うしたあくびは「上級編」ですが、わりと簡単に(?)できるあくびのコツã‚'挙ã'ておきましょう。

まず、肩ã‚'きゅっと上ã'てすとã‚"と脱力したり、首ã‚'ゆっくりと回して緊張ã‚'ほぐしてください。
あれやã"れやの悩みã"とはとりあえず横に置いておいて、頭ã‚'からっぽにするのがいいようです。
ふっと息ã‚'吐いてå°'し上ã‚'å'いて口ã‚'開きます。
ã"のとき喉の奥ã‚'意識するのがコツです。ヨーガでも、喉のチャクラがあるとされる場所ですね。うまくあくびができると、「あくび音」といっていいのか(正式名称があるのでしょうか)、独特の感覚と音が前身に広がっていき、眉é–"や頭頂から気持ちがのびていきます。じã‚"わりと涙がにじむかもしれませã‚"。「あー」と声ã‚'出しながら、両手ã‚'いっしょにあã'てã� �びã‚'すると、あくび感覚ã‚'全身でå'³ã‚ã†ã"とができます。
不思議とあくびã‚'している数ç§'é–"は、まわりの物音はほとã‚"ど聞ã"えなくなるし、気がかりなã"とからå°'しだã'自ç"±ã«ãªã‚‹ã"とができます。あくびの最中は、「いま、ã"ã" here & now」に意識がå'くからでしょうか。うまくできないときにはYouTubeなどで”あくび猫”と検索するとたくさã‚"の映像がでてきますので、それã‚'見て「あくびã‚'うつす」のもいいかもしれませã‚"。「いま、ã"ã"」にç"Ÿãã‚‹çŒ«ã¯ã‚くびのいい師匠になります。あくびの後も、できるだã'猫的にã"ろã"ろするとリラックス効果が高まるようです。

『枕草子』の「すざまじきもの」という段に、物の気(物の怪)ã‚'患った者の治療のために僧侶が加持祈祷ã‚'するという話があります。あれã"れとがã‚"ばって払おうとするのだã'れど、なã‚"の効き目もないので僧侶はついにおおあくびして寝てしまいます。言い伝えでは物の気が治るときに病人があくびã‚'するのが本å½"とのã"とです。ã"の話は、「病人じゃなくて僧侶だŒã‚くびã‚'してしまった」というã"とã‚'皮肉っているのだそう。ともあれ、身ä½"がゆるむとあくびとともに何か悪いモノが出ていくという発想は、世界各地にあるようです。「あくびã‚'すると魂が抜ã'てしまう」ので手で口ã‚'押さえなきゃいã'ない、なã‚"ていう文化もあるようですã'れど。

å°'し疲れがたまっているかな、緊張しているかな、というときには一度「あくび」ã‚'試してみるのもいいかもしれませã‚"。ただし、おおあくびで顎が外れないように気ã‚'つã'てくださいね。

夜遅くにã"ã‚"な馬鹿話におつきあいいただき、どうもありがとうã"ざいました。
え? 退屈であくびが出たって?
なかなか上手なあくびじゃあないですか。

ä¹…

*逆にあくびが出過ぎて止まらない、というときには脳や身ä½"の病気が関係しているã"とがあるそうですので、専門医ã‚'受診してください。


仮説から理論この異なる方法です。


ã"のたび、é»'木賢一先ç"Ÿã‚'お招きして
「気」と心理臨床â€"â€"身ä½"感覚ã‚'臨床に活かす技è¡"â€"â€"
というテーマで、ワークショップã‚'開催するã"とになりました。
é»'木先ç"Ÿã¯ãƒˆãƒ©ãƒ³ã‚¹ãƒ»ãƒ'ーソナル心理学のスペシャリストであると同時に、
開業心理臨床においても長い経é¨"ã‚'お持ちです。

セラãƒ"ストが、何かã‚'感じたり抱えたり響かせたりする器としてどう自分ã‚'使うã"とができるか。今回のワークショップでは、「気」という視点から、
日々の臨床に身ä½"感覚ã‚'活かすための方法ã‚'ä½"é¨"的に学びたいと考えています。

「気」というと東洋医学や気功の言è'‰ã§ã€å¿ƒç†è‡¨åºŠã¨ã¯ã‚まり関係ないのでは?
と思われるかもしれませã‚"。
しかしフォーカシングで言うとã"ろのフェルト・センスや、
イメージや動作ã‚'åª'介としたセラãƒ"ーなどともつながる、古くて新しい方法です。

ã"参加ã‚'お待ちしています。

◇ワークショップ概要

*日 時:ï¼"月ï¼'8日(日)午後ï¼'時ï¼"0分~ï¼"時ï¼"0分
*場 所:かささぎ心理相談室
*定 å"¡ï¼šï¼'0名
*参加費:5000円(å½"æ—¥ã"ç"¨æ„ãã ã•ã„)
*対 象:心理臨床(精神療法)に携わる専門家、心理臨床ã‚'学ぶ大学院ç"Ÿ
*ç"³è¾¼ã¿ï¼šãƒ¡ãƒ¼ãƒ«ã§ãŠç"³ã—込みください(お名前、ã"所属、ã"連絡先ã‚'明記してください)。定å"¡ã«ãªã£ãŸéš›ã«ã¯ã€ã"ちらでお知らせいたしますので、一度ã"確認いただいてからã"連絡ください。

定å"¡ã¨ãªã‚Šã¾ã—たので締め切らせていただきます。ありがとうã"ざいました。

参考文献ほか:
é»'木賢一「気のトランスãƒ'ーソナル心理療法」『トランスãƒ'ーソナル心理療法入門』諸富祥彦編、日本評論社、2001å¹´
é»'木賢一『“気”の心理臨床入門』星å'Œæ›¸åº—、2006å¹´


粘土で遊び、ゆっくりと語り合うグループワークのã"案内です。

赤ã‚"坊や子どもの頃は、何にでも自ç"±ã«è§¦ã‚Œã¦ã€ã¨ãã«ã¯å£ã«å…¥ã‚Œã¦å'³ã‚ã„ながら世界や人々と出会い、成長していきます。

「見る」と全ä½"像がつかめます。
「聞く」と物事の因果関係や筋é"が理解できるかもしれませã‚"。

ã'れども心の底から本å½"に実感し、納得するためには、自分自身の中にある何かにしっかり触れているという感覚が必要なのではないでしょうか。

ã"のグループワークでは、粘土ã‚'ã"ねながら、内面に浮かび上がってくるまだはっきりとしない感覚やイメージ、あるいは思いもかã'ない記憶や感情に、丁寧に触れてみる時é–"ã‚'持ちたいと思います。

前半は、å°'し暗くして静かに粘土のワークã‚'します。
後半は、とりあえずかたちになった皆さã‚"の何かã‚'囲ã‚"で、自ç"±ã«èªžã‚Šã€è´ãã"とのできる場ã‚'もちたいと思います。

創作や気持ちの表現が苦手な人も、ぜひã"参加ください。

*やってみる(かもしれない)ã"と
・自己紹介
・心理学やカウンセリングの話(å°'しだã')
・内面で動いているã"とã‚'感じてみる
・粘土のワーク
・自ç"±ãªå¯¾è©±
・ふりかえり

日時:ï¼'月ï¼'7日(é‡') 午後7時~9時30分
場所:かささぎ心理相談室
ファシリテーター:久松睦典
参加費:ï¼'000円
定å"¡ï¼šï¼–名

ç"³è¾¼ï¼šä¸‹è¨˜ãƒ•ã‚©ãƒ¼ãƒ ã‹ã‚‰ãƒ¡ãƒ¼ãƒ«ã§ãŠç"³ã—込みください。あるいは、offic/p>


ã"ã"しばらく、よく夢ã‚'見るようになりました。どたばたとしてせわしないï¼'ï¼'月のあれやã"れやがなã‚"とか片付いて(それとも片付いたã"とにして)、ふと肩の力が抜ã'たので、夢ã‚'覚えておくゆとりができたのかもしれませã‚"。

仕事柄か、人の夢の話ã‚'聴くã"とも多いのですが、「ã"の夢は何ã‚'意å'³ã—ているã‚"でしょう?」と尋ねられて、もã"ã‚‚ã"と口ã"ã‚‚ã‚‹ã"ともよくあります。書店に並ã‚"でいる「夢解釈」の本ã‚'ぱらぱらめくると「ã"ã‚Œã"れの夢はしかじかã‚'象徴する」といったã"とがまã"としやかに書かれていますが、さてã"ã‚"なふうに「夢の意å'³ã€ãŒã¯ã£ãã‚Šã¨åˆ†ã‹ã‚‹ã‚‚のなã‚"でしょうだ‹ï¼Ÿ


どのように大恐慌が起こり、その結果は何だったのでした

無意識ã‚'探求する精神分析学ã‚'始めたフロイトは、「夢は無意識の王é"である」と言いました。そして、夢が象徴する無意識の欲望やトラウマについて、多くのã"とã‚'書き残しています。人é–"の心の深層について、たくさã‚"の発見ã‚'残した人物であるのは確かなã"とです。ã'れどもフロイトは同時に、夢のもつ「分からなさ」も大切にしていました。夢ã‚'ä¸å¯§ã«è¦‹ã¦ã€å¤ ¢è¦‹æ‰‹ã®é€£æƒ³ã‚'広ã'ていくのが夢の分析ですが、フロイトは夢にはどうしても分からない何かが含まれているã"とに気がついていて、それã‚'「夢のおへそ」とå'¼ã³ã¾ã—た。不思議な響きのする言è'‰ã§ã™ãŒã€ãã†ã„えばユングも「夢ã‚'理解しようとしてはいã'ない」とどã"かで述べていました。どうやら夢のおへそは私たちの心の底の「分からないã"と」や「未知なã"と」ã� �結びついていそうです。どうやら夢のおへそは私たちの心の底の「分からないã"と」や「未知なã"と」に結びついていそうです。「おへそ」という言è'‰ã‹ã‚‰ã¯ã€ã€Œç§ãŒã"の世にç"Ÿã¾ã‚Œå‡ºã‚‹ã‚ˆã‚Šã‚‚前の出来事の跡」「すでに失われてしまった母親とのつながり」といったã"とが連想されます。「なぜ、なã‚"のために私はç"Ÿã¾ã‚Œã¦ããŸã®ã‹ã€ã¨ã„う、自分の存在の根っã"ã‚'問 う大きな(そしてç­"えの出そうもない)謎も浮かã‚"できて、å°'し戸æƒ'ってしまいます。自分が「ある」っていったい何ã‚'根拠にしているã‚"だろう? ã"ã‚"なã"とばかり考えていてはくたくたになってしまいそうです。日常のç"Ÿæ´»ã§ã¯ç§ãŸã¡ã¯ãŸãã•ã‚"のã"とã‚'「割り切って」「分かったã"とにして」ç"Ÿãã¦ã„ます。

ã'れども日常ç"Ÿæ´»ã«ã¯ã¨ãã©ãã‚¹ã‚­ãƒžã‚„裂ã'目がç"Ÿã¾ã‚Œã¾ã™ã€‚あたりまえだと思っていたç'°å¢ƒã‚„人é–"関係が大きく変化したとき、事故や災害などの思わぬ事態に遭遇したとき、あるいは何事もないã'れどç"Ÿæ´»ã®ãªã‹ã®ãµã¨ã—た瞬é–"にそうしたスキマから「分からないã"と」がé¡"ã‚'のぞかせるã"ともあるかもしれませã‚"。そã‚"なとき私たちはなã‚"とかいつもの日常に戻りだŸã„と願います。しかし、私たちの足下のそのまた底にある「分からないã"と」にしっかりå'き合わないã"とにはものã"とが先に動かないã"ともあります。カウンセリングに来談された人たちと共に座っているとときどき浮かã‚"でくるイメージがあります。ちょっと妙ですが、二人で並ã‚"で「わかさぎ釣り」ã‚'しているというイメージです(わかさぎ釣りなã‚"てしたã"とã� �ないã‚"ですã'れども)。私たちは、それぞれ足下の氷ã‚'コリコリと削って丸い穴ã‚'あã'て、釣り糸ã‚'垂らして静かに待っています。氷の下のã"とはほとã‚"ど分からないã'れども、ときどき糸ã‚'通して水の動きや魚が触れた感覚が伝わってきます。上手い具合に魚の一匹でも釣れて「そうか、水の底にはã"ã‚"な魚がいたのか」と驚くã"ともあります。その魚の形態や表情か ら、今の自分についてなにがしかの示å"†ãŒå¾—られるã"とだってあるかもしれないし、あるいはそã‚"なã"とはまったくないかもしれませã‚"。人と人が日常的な意識からå°'し離れてå'かい合っていると、夢やふとした空想、なぜか気ã‚'惹かれる物や出来事、そã‚"な「よく分からないã"と」が穴の底から浮かび上がってくるã"とがあります。そうしたイメージã‚'、おäº'いに言è'‰� �«ã—て相手に伝えてみようとするã"ともあれば、そうしないã"ともあります。伝えてみて通じたと感じるã"ともあれば、すれ違うã"とだってあります。どã‚"なに関わりが深くなっても、「分からないã"と」や「伝わらないã"と」は残ります。おäº'いの穴の底が、同じ水につながっているのかどうかも分からないã'れど、ときどき共鳴しながら今ã"うして「あるã"と」の根㠁£ã"ã‚'確かめるような時é–"が持てればといいと思います。

ル=グゥインのファンタジー小説『ゲド戦記』で、é­"法使いのゲドはアレン王子に次のような話ã‚'します。若い頃、ゲドは「ある人ç"Ÿã€ã¨ã€Œã™ã‚‹äººç"Ÿã€ã®ã©ã¡ã‚‰ã‹ã‚'選ばなã'ればならなくなり、私たちの多くと同じように、「マスがハエに飛びつくように」ぱっと「ある人ç"Ÿã€ã«é£›ã³ã¤ã„たといいます。

ゲドはアレンに語ります。

「そうなると、わしらは、ã"くたまにしか今みたいな時é–"がもてなくなる。ひとつの行動とつぎの行動のé–"の隙é–"のような、するというã"とã‚'やめて、ただ、あるという、それだã'でいられる時é–"、あるいは、自分とは結局のとã"ろ、何者なのだろうと考える時é–"ã‚'ね」

機会があれば、皆様と「ある」時é–"ã‚'ともにできればと願います。

今年一年、ã"縁のあった皆様に、心から感謝いたします。(久)


なぜエコロジーが重要ですか?

「かささぎ心理相談室」という名前が決まった経緯についてはå°'し書きましたが、かささぎのロゴマークにも、ちょっとした物語があります。

デザインã‚'してくださったのは、清水克久さã‚"。デザインのお仕事もされていますが、清水さã‚"は美è¡"家、あるいは現代アート作家です。その作å"ã¯ã€ã‚·ãƒ³ãƒ—ルで端正で、見る人に強い印象ã‚'残します。自æˆ'や個人の意図ã‚'超えたとã"ろにたちあらわれてくるような、作å"ã‚'つくりたい。以前お話ししたときにそのようなã"とã‚'おっしゃっていました(言いまわしはå°'だ—違ったかもしれませã‚"が)。清水さã‚"の作å"ã¯ã€ã¾ã‚‹ã§ã€Œã‚‚の」が直接語りかã'てくるようで、見ていると視線が奥へ奥へと吸いよせられていくような気がします

Katsuhisa Shimizu Web site

さて、その清水さã‚"にかささぎ心理相談室のコンセプトã‚'お伝えして、案内カードと名刺のデザインã‚'依頼しました。すると、なã‚"と8ãƒ'ターン(!)もの案ã‚'届ã'て下さいました。ã"れがまたどれも魅力的で、デザイン案ã‚'見ているだã'でわくわくしてきます。しかも、ã"のなかのひとつが自分たちの相談室のリーフレットになるなã‚"て。
しかし、ただé''賞して楽しã‚"でいるわã'にもいきませã‚"。その魅力的な8つの案のなかから、「たったひとつ」ã‚'選ばなくてはならないわã'です。

ああでもない、ã"うでもないとデザイン案ã‚'並べて話しあっているうちに、そのなかの1羽のかささぎが、いちばã‚"高いとã"ろã‚'飛ã‚"でいそうだとひとりがぽつり。すると、まるで宇宙ã‚'飛ã‚"でいるみたいだね、そういえば人工衛星みたいにも見えるねと、どã‚"どã‚"連想がふくらã‚"でいきました。かくしてã"のかささぎは私たちのあいだで「宇宙かささぎ」とå'½åã•ã‚Œã€ç� �¸è«‡å®¤ã‚'いっしょにæ"¯ãˆã¦ãã‚Œã‚‹å¤§äº‹ãªä»²é–"になったのでした。

なぜ「宇宙ã‚'飛ã‚"でいそう」という連想にひかれたのか、考えてみました。カウンセリングというのは、地面にしっかりと足ã‚'つã'て歩いて行くã"とã‚'æ"¯ãˆã‚‹ã‚‚のではないか、という意見も聞ã"えてきそうです。
でも、だからã"そ、はるか高い空ã‚'飛ぶものã‚'私たちは必要とするのかもしれませã‚"。私たち地ã‚'ゆくものが出口が見えなくなったり困り果てたりしたときにも、宇宙かささぎには、ã'ろっとしたé¡"で高い空ã‚'飛ã‚"でいてほしい。そã‚"な思いが宇宙かささぎの連想ã‚'ふくらませていったように思います。

旅行から帰ってくると見慣れた日常が新鮮に思えるように、はるか遠くにあるものに思いã‚'至らせるã"とで、私たちが容æ˜"に飛び立つã"とのできないã"の現実も、また違った姿に見えてくるかもしれませã‚"。目ã‚'閉じて、「宇宙かささぎ」の視点ã‚'借りて、はるか遠くの地球にいる自分の姿ã‚'見下ろしてみる。ã"れ、ちょっとしたçž'想になりそうですね。

コラージュとは、フランス語で「にかわで貼る」という意å'³ã®è¨€è'‰ã§ã™ã€‚é›'誌や写真等ã‚'はさみで切り抜いて、ç"»ç"¨ç´™ã®ã†ãˆã«è‡ªç"±ã«è²¼ä»˜ã'るという方法で、現代美è¡"でãƒ"カソらによってç"¨ã„られてきました。切り抜きのイメージã‚'借りて内面にある思いやä½"é¨"ã‚'表現するã"とや、連想の流れるままに手ã‚'動かすã"とで、ふだã‚"あまり意識していない自分に気がつくã"だ¨ãŒã§ãã‚‹ã‹ã‚‚しれませã‚"。お気軽にã"参加ください。

◇日時: ï¼'0ï¼'ï¼'年7月ï¼'5日(é‡') 14時~15時30分

◇会場: かささぎ心理相談室

◇参加費: ï¼'000円

◇定å"¡ï¼šã€€ï¼—名(先着順)

◇おç"³è¾¼ï¼š

下記フォームから、もしくはoffic/p>

お電話でのおç"³ã—込みの場合は、相談中、不在時などは留守番電話になっていますので、お名前とã"連絡先、ã"ç"¨ä»¶ã‚'残してください。折りè¿"しã"連絡いたします。

【第4回ã€' 聴き方のレッスン

7月ï¼'5日(é‡') 14時~15時30分
相手の話ã‚'聴くã"とは、簡単なようで実はとても難しいã"とです。傾聴の練ç¿'ã‚'通じて、他者や自分自身としっかりとつながる方法ã‚'探ります。ã"家族やæ"¯æ´è€…ã‚‚ã"参加ください。

◇日時: ï¼'0ï¼'ï¼'年7月ï¼'5日(é‡') 14時~15時30分

◇会場: かささぎ心理相談室

◇参加費: ï¼'000円

◇定å"¡ï¼šã€€ï¼—名(先着順)
*参加者がï¼'名以下の場合には、練ç¿'できないので中止になります。ã"了承ください。


◇おç"³è¾¼ï¼š
下記フォームから、もしくはoffic/p>

お電話でのおç"³ã—込みの場合は、相談中、不在時などは留守番電話になっていますので、お名前とã"連絡先、ã"ç"¨ä»¶ã‚'残してください。折りè¿"しã"連絡いたします。

箱庭療法で使われる小さな玩具で、家族関係ã‚'目に見えるかたちに表現してふりかえってみます。身è¿'な人たちとどのような関わりã‚'持っているか、持ちたいかã‚'グループで話し会います。


◇日時: ï¼'0ï¼'ï¼'年7月ï¼'日(é‡') 14時~15時30分

◇会場: かささぎ心理相談室

◇参加費: ï¼'000円

◇定å"¡ï¼šã€€ï¼—名(先着順)

◇おç"³è¾¼ï¼š
下記フォームから、もしくはoffic/p>

お電話でのおç"³ã—込みの場合は、相談中、不在時などは留守番電話になっていますので、お名前とã"連絡先、ã"ç"¨ä»¶ã‚'残してください。折りè¿"しã"連絡いたします。

かささぎ心理相談室グループワークのお知らせです。

簡単な心理テストã‚'ç"¨ã„てあなたのストレス対処の特徴や考え方のクセã‚'ふりかえり、リラクセーションや対話ã‚'通して、上手な対処法や気分の浮き沈みとのつきあいかたã‚'さぐってみたいと思います。

◇日時: ï¼'0ï¼'ï¼'年6月ï¼'7日(é‡') 14時~15時30分

◇会場: かささぎ心理相談室

◇参加費: ï¼'000円

◇定å"¡ï¼šã€€ï¼—名(先着順)

◇おç"³è¾¼ï¼š
下記フォームから、もしくはoffic/p>

お電話でのおç"³ã—込みの場合は、相談中、不在時などは留守番電話になっていますので、お名前とã"連絡先、ã"ç"¨ä»¶ã‚'残してください。折りè¿"しã"連絡いたします。

かささぎという名前ã‚'聞いて、みなさã‚"はどã‚"なã"とã‚'思い浮かべますか。

鳥の名前であるã"とはおそらく多くの方が知っておられるのではないかと思います。でも、じゃあどã‚"な鳥かというと…ã'っã"うあやふやだったりしませã‚"か? 「かささぎ心理相談室」という名前ã‚'伝えると、「かささぎ? ええと、サギの仲é–"だったかな」という反応がã'っã"うè¿"ってきます。

私たちも名づã'の過程で調べて知ったのですが、実はかささぎはカラスの仲é–"で、サギ類ではありませã‚"。カラスはお世辞にもあまり人気者とはいえない鳥ですが、かささぎは縁起のよい鳥らしく、勝利ã‚'導いたり幸運ã‚'運ã‚"だりする鳥として知られています。とはいえそã"はやっぱりカラスの仲é–"、ときどきは悪戯ã‚'したりもします。

かささぎと聞いてæ'上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』第ï¼'部タイトル、「泥æ£'かささぎ」ã‚'思い出した方もいらっしゃるのではないでしょうか。あるいは、ã"のタイトルがç"±æ¥ã—ているロッシーニの『泥æ£'かささぎ』序曲のほうã‚'連想された方もいらっしゃるかもしれませã‚"。

「泥æ£'」というのはã'っしてよい響きのã"とばではありませã‚"が、「大事なものã‚'ç›—ã‚"でいく存在」というのは、物語ではã'っã"う重要な役割ã‚'担っていたりします。「消えたもの」「奪われたもの」ã‚'探すというのは、物語の定番ですね。

盗まれたものや消えたものã‚'探すために、登場人物はなã‚"らかの行動ã‚'èµ·ã"すã"とになります。誰かに会いにいったり、旅に出たり、仲é–"ã‚'つくったり、異世界に出かã'たり、あるいは井戸にもぐったり。そのプロセスでさまざまなä½"é¨"ã‚'し、なにかã‚'見出し、それが物語の骨格となっていきます。

盗まれたものや消えたものが無事に見つかって大団円――という物語もありますが、「探し求めているもの」と「見出されたもの」が一致しない物語もしばしばあります。そういう物語では、その落差やズレã‚'つうじて、ç"Ÿãã‚‹ã"とのアイロニーや、登場人物の成長が描かれます。そã"にあるのは諦念であったり、痛みであったり、赦しであったり、解æ"¾ã§ã‚ったりさだ¾ã–まです。でも、探すという行為、あるいはプロセスそのものが重要であるという点は、共通しているように思います。何ã‚'見出すかではなく、「探すã"と」がç"Ÿãã‚‹ã"とそのものであるというã"と。きっと物語に登場する泥æ£'とは、どã"かからともなくやってきて、なã‚"らかの停滞ã‚'抱えている主人公ã‚'ç"Ÿãã‚‹ã"とに誘い出す存在なのです。私たちのã"ã"ろの世界にã� �、そういう「泥æ£'」がいるのでしょう。


とã"ろでロッシーニのオペラでかささぎが盗むのは、銀のスプーン。光り物が好きなとã"ろはいかにもカラスの仲é–"です。ちなみにかささぎの学名はPica pica というのだとか。ãƒ"ã‚«ãƒ"カ。おもしろいですね。 (A)



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かささぎ通信. 兵庫県芦屋市にあるカウンセリングルーム「かささぎ心理相談室」からの お知らせやエッセイです。 .... 日々の臨床に身体感覚を活かすための方法を体験的に 学びたいと考えています。 「気」というと東洋医学や気功の言葉で、心理臨床とはあまり ... read more

ねじまき鳥クロニクル - Wikipedia

第1部 泥棒かささぎ編(1992年『新潮』10月号 - 1993年8月号); 第2部 予言する鳥編( 1994年4月 新潮社より書き下ろし); 第3部 鳥刺し男編(1995年8月 新潮社より .... ノモンハン事件より少し前の小規模な作戦で本田伍長と出会い、運命的な体験をする。 read more

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